many north, and south.

セイケトミオさんのこと 3

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定刻にギャラリートークはスタートしました。
X2、M8、MMなど、セイケさんがデジタル・ライカで撮られた作品を、ボディごとにまとめてご自身で解説されるスタイルでした。

過去ブログにアップされたものが中心で、それぞれの作品に対するクエスチョンがすでに自分の中にありました。
たっぷり予習をして臨んだ授業のような、楽しくて濃密な時間となりました。

質疑応答を含めて長さはおよそ1時間40分、大学の一講義分くらいですが、これほど集中して「先生」の話を聞いた記憶はありません(苦笑)

「人と背景の位置関係といった構図だけではなく、影の分量というか、白と黒のMAXの部分とグレーの部分を意識しました。それは何色の服の人が通るかによっても変わります。トーンのバランスがモノクロの場合はとても大事です」

ある作品について解説されている時、この「トーンのバランス」という言葉を、セイケさんは繰り返し使われました。

私にとってセイケさんの作品とは、何よりもまず静けさをたたえる闇と柔らかな光、そして、それらを際立たせるグレーのトーンです。
私には、そのヒントとなるお話のように思えました。

Canon EOS 5D Mark II / EF24-70mm F2.8L II USM

by mynas | 2015-11-22 20:45 | Canon | Comments(0)