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7/10参院選前夜

私のような普通のサラリーマンでさえ声を上げなければならないということが、残念でなりません。しかし、まもなく一児の父親になる身として、どうしても言わなければなりません。

日本国憲法は、権力者から私たちを守る、最低限のルールであると思います。まもなくそれが、権力者の都合によって変えられようとしています。

権力者はいつでも、国の発展のため、民の安全のためという正当化の仮面をかぶっています。権力とは、それを持たない者に犠牲を強いる力のことです。

この国は変わってしまうでしょう。私たちがこれまで享受してきた多くの自由は、少しずつ失われていく段階に入るでしょう。

権力者は、それを民意だというでしょう。実際に、権力者に自由を売り渡す道が自身の幸福につながると信じ、それを支持する人たちも少なくないように見受けられます。

私は、戦争を知る世代ではありません。しかし、人並みには歴史を学んできたつもりです。

権力者は、つねに、私たちに犠牲を求めます。そのはなはだしきが戦争です。現在の日本国憲法は、先の大戦の犠牲に寄り添って生まれたものであるはずです。

憲法は、人類社会の理想を語るくらいでちょうどよいのです。日本国民の真面目さ勤勉さは、むしろこうした理想の追求においてこそ発揮されるべき美徳ではないでしょうか。

わが国の権力者には、理想論的な憲法のもとで、現実とのすり合わせに大いに汗をかいてもらえばよいのです。その骨の折れる仕事をしようとする人だけが、わずかに権力を持つことを許される。私はそう理解しています。

それを時代に合わないからと変えてしまってよいのでしょうか?
それが権力者の方便でないと本当に言い切れるでしょうか?

本質的な議論を避け、選挙のたびに金をばらまく。そんな人間たちの言うことを、私は信用できません。

日本人は忍従の民です。議論も得意ではありません。この国の権力者はいつの時代も、それに乗じて無責任な政治を繰り返してきたのです。

いったん権力の暴走を許せば、私たち自身では止める事が難しくなるということです。行き着く先は決定的な破綻です。このこともまた、先の戦争の苦い経験であったはずです。

権力者が望むように憲法を変えるというのは、大きな誤りです。憲法だけは、権力者の自由にさせてはならないのです。この1点において、私は日本国憲法の改変に反対します。

子供たちにこの憲法が、そこに託された祈りが、変わらず受け継がれていくことを願っています。

by mynas | 2016-07-04 17:45